平成24年1~3月期及び3月末見込みの「法人企業景気予測調査」が、内閣府より発表されました。
調査によれば、4月以降は大企業及び中堅企業については景気回復が見込まれるものの、
小規模企業についてはいまだ厳しい現況が続きそうな状況だとのことです。
個々の企業経営のことを考えれば、景気は回復ししてくれるに越したことはありません。
しかし、社会構造そのものが変化をきたしている現在、
私たちは常に、自社の商品やサービスが持つ提供価値が、
社会の役に立っているのか、時代に合っているのか、
そんな根本的な問いを、日々問い直してゆく必要がありそうです。
以下に、「法人企業景気予測調査」の資料を掲載いたしました。
ご参照ください。
①調査の概要
■調査時点
平成24年2月15日
■調査対象期間
判断項目:24年1~3月期及び3月末見込み、24年4~6月期及び6月末見通し、24年7~9月期及び9月末見通し。
計数項目:23年度下期実績見込み、24年度上期及び下期見通し。
設備投資の23年度下期は10~12月期実績と24年1~3月期実績見込みを合計したもの。
②調査対象企業の範囲
資本金、出資金又は基金(以下「資本金」という。)
1千万円以上の法人(電気・ガス・水道業及び金融業、保険業は資本金1億円以上)
(注)本調査において大企業とは資本金10億円以上の企業を、中堅企業とは資本金1億円以上10億円未満の企業を、中小企業とは資本金1千万円以上1億円未満の企業をいう。
③貴社の景況
24年1~3月期の「貴社の景況判断」BSIを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企
業いずれも「下降」超となっている。
先行きを全産業でみると、大企業は24年4~6月期に「上昇」超に転じる見通し、中堅企業
は24年7~9月期に「上昇」超に転じる見通し、中小企業は「下降」超で推移する見通しと
なっている。
■貴社の景況判断BSI(「上昇」-「下降」社数構成比)
(注) 金融業、保険業を含む。( )書きは前回調査時の見通し。
④売上高
23年度は、0.8%の増収見込みとなっている(下期1.8%の増収見込み)。
業種別にみると、製造業、非製造業ともに増収見込みとなっている。
(注1) 金融業、保険業は含まない。( )書きは前回調査結果。
(注2) 22年度・23年度ともに回答のあった法人(8,862社)を基に推計したもの。
⑤参考
■貴社の景況判断BSIの推移
(注1) 平成24年1-3月期までの数値は、各調査時期における現状判断。
(注2) 平成24年4-6月期及び同7-9月期の数値は、平成24年1-3月期調査時の見通し。